1956-05-12 第24回国会 衆議院 法務委員会 第34号
私は、売春という文字を使わなくても、風俗取締法あるいは風紀取締法というような名称で、結局この目的は達せられるのじゃないかと思う。先ほどお伺いすると、この業態婦は十七、八万あるという。昨年は五十万ないし六十万と言われた。その業態婦連中がことさらにきらう売春防止法という、売春という文字を冠しなくてもよかったんではないか。
私は、売春という文字を使わなくても、風俗取締法あるいは風紀取締法というような名称で、結局この目的は達せられるのじゃないかと思う。先ほどお伺いすると、この業態婦は十七、八万あるという。昨年は五十万ないし六十万と言われた。その業態婦連中がことさらにきらう売春防止法という、売春という文字を冠しなくてもよかったんではないか。
○世耕委員 政務次官が他へお出かけになるようでございますから、政務次官にまずお尋ねいたしますが、この法律を作る前に、いろんな風紀取締法とかあるいは刑法の勅令等の規定で一応取り締れると思うんだが、特にこういう法律を今出さなくちゃならぬというのは、何か特殊な理由があったのかどうか、世間がやかましいから出したのか、一つその根本的なことを簡単に最初にお尋ねいたしたいと思うのであります。
こんなによく規則ができるものだというような御発言があつたようでありますが、私も事実これを拜見さしていただくと、これは電波法でなくて、うかうかと警察法か、風紀取締法みたいでないかという錯覚に陷つたのであります。